宮坂さんは、昨年8月にお知り合いからの紹介でご来店いただきました。お会いした当初は、高血圧・痛風・102キロだった宮坂さんが20キロダウンを短期間で達成されることは誰も知る由もなく。

とても真面目に真摯にご自分の体と向き合われ、3ヶ月で体重20キロダウン！どれだけ頑張っても超えられなかった100㎏の壁を越えられた、とお話くださいました。

それほどまでに体重を落としたかったのは、あるショッキングな出来事があったからだそうです。

来店から今に至るまでのリアルストーリーを、すべてご紹介させていただきます。

※リアルストーリーに出ていくる意見・感想は全て個人の意見によるものです。

ついに「糖尿病」と宣告された2018年。

健康診断で、今まで糖尿病予備軍といわれてました。

それが昨年の健康診断で、とうとう「糖尿病」といわれました。医者には「病院で治療」を受けるようにいわれましたが、僕は病院がすごく苦手で。。。

それで、『糖尿病は痩せないといけない』という意識があって。

元々病院嫌いというのもありましたが、病院に行く前に、まずは「何とかして痩せたい！」と思い、知人に相談したら「いいとこあるよ！」って、Over365を紹介してくれました。

糖尿病予備軍だったころに高血圧になりました。さらに痛風が出て足がパンパンに腫れ上がり、痛くて歩けなくなることもあって。ちょっと不摂生したらすぐに腫れるんですよね。自分の今の年齢で、これはまずいと感じていました。

 

健康的な生活リズム。偏った食生活。体重100kgの壁。

僕の歴代最高体重は121㎏。

「これはやばい！」と思い、自力で食事制限をして100㎏まで減量。

でもそれ以上は何をしても落ちない。食べる量を減らしても、必死で運動しても、100㎏を切ることはありませんでした。何をしても落ちない。

生活は規則正しくて、毎日起きる時間、食事の時間、寝る時間はだいたい同じ。

仕事柄、外で体を動かすので、仕事が終わるとお腹が減るんです。

腹が減った～で、食べたいだけ食べる、そんな食生活でした。特に好きな焼肉はこれ以上入らない、というくらい食べていました。仕事の時は昼は外食やコンビニ弁当で、夜は母親に作ってもらっています。一番太っていたのは30代の頃でした。昼は大好きなラーメン＆ライスは当たり前。お酒も好きで、仕事の付き合いで毎晩飲み歩くこともありました。

おそらくカロリー消費するよりも食べている量が多かったんだと思います。だって、1食にどんぶりメシ2杯は食べていましたから（笑）

で、我慢せずに食べた結果どんどん太ってしまって。それで健康診断に引っかかり、実際に自分の体にいろんな不具合が出てきていて、これはまずいと思っている矢先に糖尿病の宣告。

この状況になって「何とかしないといけない」、と心の底から思い行動に移りました。でも自力ではどうしても100㎏切ることができなかった経験もあり、これはもうプロにお任せするしかない。そう思ったんです。 

 

 

人生初「プロ指導」による食事制限と筋力トレーニング。日々の記録。

1.食事制限

とにかく体重を落としたい一心でした。

カウンセリングを受け、とにかく痩せたいと伝えました。もともと真面目なので、言われたことをきちんとやるつもりではいましたが、食事制限の内容が、白米以外のおかずはどれだけ食べてもいいといわれたんです。食べることが好きな自分にとっては、これがとても嬉しかったです。

もしあれはダメ、これもダメという食事制限だと、ご飯を作ってくれる母が大変になるから続けられなかったかもしれません。

 

2.筋力トレーニング

僕に合った運動のメニューを組んでもらいました。体幹トレーニングをやったんですけど、最初はとてもきつかった～（笑）自分が思っていた以上に筋力が衰えてました。

筋力をつけるには毎日の運動が大切と教えてもらったので、月2回ペースでOver365に通い、それ以外の日はトレーナーから教えてもらったストレッチと体幹トレーニングを自宅でやりました。ほぼ毎日、自宅で約2時間ほどストレッチをするようになりました。もともと体を動かすのが好きなので、楽しみながらできましたね。

 

3.毎日の変化を記録する「３６５ノート」

 

自分の状態と変化を知るために、365ノートを毎日書くというアドバイスをもらいました。それ以来、毎日真面目に書いています。自分がそこまで本気でなければ、ノートも書いていないと思います。毎日継続できる秘訣は、やっぱり本気で痩せたい！変わりたい！という気持ちだと思います。自宅の体重計にも毎日乗っています。

 

僕の停滞期は90kgから始まった

月に２回Over365へ通い、毎日家で筋力＆体幹トレーニングをやり、食事制限しながら365ノートを毎日書く。過去あれほど超えられなかった100㎏の壁は簡単にクリアできました。そこからだいたい10㎏くらいは順調に落ちていきました。

そこからが辛かったですね～。体重が90㎏に差し掛かった時、一切数値が動かなくなった。いきなりですよ、ピタっと止まった。もうその時は、やめてしまおうか、なんて思うくらい苦しかった。

スタートの時に聞いていたんですよ、「停滞期」があるってこと。痩身にトライする人はみんな停滞期があるということ。停滞期は運動しても食事制限をしてもまったくといっていいほど数値は動きませんでした。

ところが、2週間くらい経って体重にまた変化が出始めました。そこからですね、徐々に体重が落ちていったのは。僕の停滞期は90kg。この2週間辛かったですよ、ほんと（苦笑）

 

 

心に余裕が出た正月に試してみた「わざと不摂生」

試しに正月に不摂生をしてみたんです（笑）

好きなだけ肉を食べてお酒を飲んで寝て…という生活。休みというのもありましたが、どうなるのかという興味もあって。結構食べていたので体重は少し増えましたが、仕事が始まり2日ほどしたら元の体重に戻りました。その時に、これは普通のダイエットと違う！って実感しましたね。

 

体重80kgになってからの５つの変化

 

 変化１．食生活

今はもう、意識したダイエットは特にしていません。Over365で食生活のアドバイスをしてもらったので、どういう食事がいいかという知識が自然とつきました。そういえば、減量真っ最中の2か月は体重を落とすのに、「脂肪だけを効果的に落とすために代替食のダイエットフード」を摂っていました。

そのおかげで筋肉量を落とさずに脂肪だけを落とすことができました。今からまたあのダイエット食続けろって言われたら、もう無理かな（笑）。やっぱり普通のご飯の方がおいしいです。でも腹持ちはよかったですね。ものはいいと思います。

それと、たまたまTVで「もち麦」がいいというのをみて、食べてみたらとてもおいしかったので、それ以来昼食はもち麦おにぎり2個になりました。歯ごたえがあって、自分は固いものが好きなのではまってしまって。

自分でも驚いたのが、どんぶり2杯の米がもう食べられない。ラーメンを食べに行っても、今はラーメン単品だけで満足。以前ならライスもぎょうざも食べないと満足しなかったのに。

今は、1日3食食べてるけど、「食べる量」はかなり減りました。お昼もおにぎり2個で十分足りる。びっくりですよ。コンビニ弁当+お好み焼きや焼きそばを食べていた僕がおにぎり2個でお腹いっぱいになるなんて。

 

変化２．筋力と体幹

ダイエットは2ヶ月で終わり、今は筋肉をつけるためにフィットネスとストレッチは継続しています。仕事で体を使いますが、ここのトレーニングは今まで感じたことのない筋肉痛がありました。

筋肉痛はトレーニング2日目が一番のピークでした。正直辛い時もありましたが、筋肉を使っている！という実感がありました。ここの筋トレは、その他のフィットネスジムと全然違うんです。使っている筋肉が違う、という感じ。厳しいと思うこともあったが、それでも続けられたのは体を動かすことが好きだからだと思います。

 

変化３．心配までされる周りの反応

痩せたことで「どうしちゃった？」と心配されることがよくあります（笑）

どこか悪いのか？ともいわれました（笑）

自分は昔からずっと太っていて、周りのイメージは「宮坂はでかい」だったので（笑）。ダイエットだというと、みんなびっくりしましたね。そして何があったの？といわれるし、太ってないとおかしいともいわれました。もしかして癌？ともいわれました。

糖尿病のことを話して、健康のために痩せたんだと話して、やっとみんな納得してくれましたよ。話のネタになるほど、僕の周りは「心配する」反応でした。

オレは健康になったよ！って（笑）

 

変化４．走ることができる！

痛風があったので、歩くのも大変だと感じることがありましたが、今はすたすたと歩けるようになりました。そして走ることもできるようになった。以前はとてもじゃないけど走れなかったんです。

一番太っていたころからだと40㎏違うし、ここで3ヶ月で20㎏落ちた。そりゃあ20㎏といえば、米袋２つ分ぶら下げているようなもんですから、足が痛くなるのも仕方なかったと思います。

昔、121㎏から100まで落とす時は本当に辛かった。自力独学での食事制限ではこれ以上落ちないというのはわかっていた。何しても減らなかった。運動も多少していたけど、全く効果なし。でもね、Over365で20㎏落とすのは全然苦じゃなかったですね。

 

変化５．平熱体温

以前は平熱が高かった。でもだんだんと下がってしまいました。ここでダイエットを始めた直後は、起床後で35.9℃くらいで、36℃切っていました。

それまで体温を重要視していなかったけど、Over365で体温についていろいろと教えてもらった時、「体温が低いことで痩せにくくなっているのかも？」と思いました。

今の平熱はだいたい36.5℃くらいです。こうしてみると、平熱が0.6℃上がってるんですね。それで食べてもすぐに戻せるようになったのかもしれませんね。毎日の生活の中でも、基礎代謝が上がったのではないかと感じています。前よりも汗をよくかくようになりましたし、運動したらすぐに体がポカポカしてきます。これも教えてもらわなかったら気づくことはなかったでしょうね。

今では体温を測るのもすっかり習慣になりました。

 

 痩せてから、Over365を紹介してくれた女性に会ったら

久々にOver365を紹介してくれた女性に会った時、「顔が小さくなったね～」といわれました。彼女と知り合ったのは10年ほど前。一番太っていた頃も知っているんですよね。で、ダイエットを始めると言った時、でかい服はもう捨てた方がいいといわれました。また太る気だから捨てないんじゃないの？って。きついこというなと思いましたが、確かにそうだと思いました。もう二度と太らない、という決心をして大きくなった服は全部捨てました。

彼女は自分にいろいろアドバイスをしてくれるし、本当に心配してくれているのがとても嬉しかった。彼女がいなければ、今もきっと痩せずに太ったままだったと思う。Over365を紹介してくれて本当に感謝しています。 

 

これからは、医者いらずの体を目指す

僕は昔から、とにかく病院の世話にはなりたくないんです。怪我は仕方ないけど、病気に関しては「医者いらずの体」になりたいと思っています。

それと、もっと筋肉をでかくしようと思っています。ここでのトレーニングは、普段使っていない筋肉を鍛えている実感があるから、とても気に入っています。長野の真冬の寒い時期に、汗をだらだらかける運動はそうないですから。

正直きついメニューもあるけど、運動後はエアコン入れないと自分の蒸気で窓がくもることもあるくらい汗をかけます。トレーニングやった感がすごくあるので、このまま続けて筋肉をもっとつけていこうと思っています。

今日もこれから体重を測りますが、多分80㎏くらいになっていると思います。100㎏の壁を越えられなかった男が、いよいよ80㎏を切る時がやってきました（笑）。20キロダウンですよ！今の体型は、多分20歳頃と同じくらいです。80㎏切ったら、大人になってから一番スリムな体型になります。

あと、体脂肪ももう少し落としたいと思っています。現在23％で、102㎏の時は36％ありました。まだ絞れるところはあるので、もう少し脂肪を落として、筋肉をつけていきたいと思っています。まずは標準の体脂肪率10％台を目指します。

 

 今、太った！やばい！なんとかしないと！と思っている方へ。

 

自分の周りにも昔の自分と同じような体型の夫婦がいて、

「痩せた方がいいよ」というと

「食いたいもの食って生きたい」といわれました。

もちろんそれも一つの選択だし、ギスギス痩せているよりも太っている方が貫録があるからそれもいいのかもしれない。でも太っていることが原因で病気になることもある。

僕は、短期間でかなり痩せたこともあり、周りのみんなはいろいろ聞いてくる。

「どうやったら痩せられるの？」と聞かれると、「おかずは食べ放題。白米は我慢！」と話しています。当たり前ですが、好きに食べて好きに飲んで、では結果は出ない。

 

自力でダイエットをしたこともあるから、何もしないでも痩せる、ということはない。食事制限にも限界がある。それと知識も必要だと感じる。ただのダイエットではなくて、体質を変えることができたんだと思う。正月にそれを実感した。自力だけでやっていた時とはかなり変わりましたね。

 

価値観はそれぞれですけどね。ただし、病気になった時、病院のお世話になっても構わない、と思うのならそれでいいと思う。でも自分は病院のお世話にはなりたくないし、どうせお金をかけるなら病院以外の方がいいと思っている。病院にお世話になりたくないという人は、Over365に来た方がいいと思います。おすすめですよ。

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編集後記

体重が80kgになってからの宮坂さんに、「もし今回自分の体に向き合ってなかったら？どうなってました？」って聞いたんです。そしたら宮坂さんは、

「それはもう絶対体が悪くなっていると思います。」

「高血圧についても、特に薬は飲んでいません。血圧を測った中で、一番高い時は上が170超えていました。これはかなりやばい！という自覚はありました。もしそのままの生活を送っていたら、きっともっと大変なことになっていたと思います。」

「もし具合が悪くなっていたら、病院に行ってたかもしれません。」

と振り返りながら言ってくれました。コツコツと真面目に、私たちの指導のもと、みるみる変化していった宮坂さん。次は、筋力と体幹を鍛えるために月2回ぐらいのペースで来てもらっています。

最後に、宮坂さんはにっこり笑顔で、

「今はとても体調がいいから、前のように足が痛くなることもなくなったのがうれしい。走れるようにもなりましたし（笑）。なのでこのまま様子見して、次の健康診断の結果を見てから考えようと思います。」

さらに健康に、心身ともに若返っていく宮坂さんの今後をお楽しみに！